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アイテム
ヘレン・ボザンケとB.S.ラウントリーにおける対象把握の違いに関する一考察
https://shukutoku.repo.nii.ac.jp/records/2145
https://shukutoku.repo.nii.ac.jp/records/21451d9a2414-44d1-473c-aaf9-6db1fa24f9f3
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2023-06-05 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | ヘレン・ボザンケとB.S.ラウントリーにおける対象把握の違いに関する一考察 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | A Discussion on the Difference in the Definition of Poverty Between Helen Bosanquet and B.S. Rowntree | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 社会調査 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 慈善組織協会 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 『THE “POVERTY LINE.” A REPLY』 | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AA12752621 | |||||||||||
論文名よみ | ||||||||||||
タイトル | ヘレン・ボザンケ ト B.S. ラウントリー ニオケル タイショウ ハアク ノ チガイ ニカンスル イチコウサツ | |||||||||||
著者 |
樋田, 幸恵
× 樋田, 幸恵
× TOYODA, Yukie
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著者所属(日) | ||||||||||||
値 | 淑徳大学短期大学部健康福祉学科 | |||||||||||
記事種別(日) | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 論文 | |||||||||||
抄録(日) | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスのソーシャルワークにおいて影響力を持っていたヘレン・ボザンケおよび社会政策への影響力があったB.S.ラウントリーが貧困対象者をどのように捉えていたのかの分析を目的とする。B.S.ラウントリーが1901年に出版した『Poverty : A study of Town Life』に対して、ヘレン・ボザンケが1902年に書評「Review: POVERTY: A STUDY OF TOWN LIFE」をおこなっている。それに対して、B.S.ラウントリーは1903年にパンフレット『THE “POVERTY LINE.” A REPLY』を出版し、その批判にこたえた一連の対応を分析対象にした。 当時の社会背景から「貧困」という状態を把握し救済することに関心が集まった時期であり、双方ともに、苦しい生活をしている人々との関わりがあることが確認できた。 ヘレン・ボザンケはバプテスト派の聖職者である父とユニテリアン派の聖職者の娘である母の間に生まれ、慈善組織協会(Charity Organization Society;以下COS と記す)の活動が基礎にある。彼女はCOS の支援者として得られた知見を根拠に『Poverty : A study of Town Life』の批判的検討をした。その批判の根拠に価値を見出すことができる。 他方で、B.S.ラウントリーはクエーカー教徒でかつ家業の維持・発展を担うべき役割が基礎にあり、その範囲内にいた賃労働者の生活を調査したということができる。そして社会調査として情報の信頼度を重視していた。しかし社会調査の最初から貧困と判断できる人々の集団のみを調査したのではないところに彼の社会調査の意味がある。 以上のことから、ヘレン・ボザンケはソーシャルワークで重視されている「経験知」からの指摘をおこない、B.S.ラウントリーは、ヨークという地域社会の労働者集団における貧困者を抽出した。二人は対象となる「貧困者」を把握しようとしつつも、手法も対象者も異なっていることを指摘した。そのほか、この対応の結果、B.S.ラウントリーの調査方法の詳細が判明している。社会調査において調査方法を明らかにすることは、調査結果の信憑性を担保することがこの対応で認識されることになった。 |
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書誌情報 |
淑徳大学短期大学部研究紀要 en : Shukutoku University Junior College bulletin 巻 66, p. 63-75, 発行日 2023-03-01 |
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表示順 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 9 | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 21887438 |