@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001646, author = {佐藤, 純子 and 山田, 修平 and 我妻, 優美 and Satoh, Junko and Yamada, Shuhei and Wagatsuma, Yumi}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Feb}, note = {ヨーロッパで開発された玩具(本稿では、教育マテリアルと記す)を日本の幼児教育および保育現場において活用できるのか、その可能性を探るため現場での実践を通じた検証をしている。ヨーロッパのいくつかの玩具メーカーが集まり組織化されたEuropean Educationall Group(以下、EEGと略す)においては、様々な国の就学前カリキュラムを踏襲し、独自のカリキュラムを考案している。そのカリキュラムをベースに子どもたちに学んでもらいたい6つ領域を示し、領域との結びつきを重要視しながら教育マテリアルの提供を行っている。本稿の目的は、EEGの6領域が日本の保育指針や幼稚園教育要領などが示している5つの領域にも分類が可能かどうかを調査し、日本での活用の可能性を探るための手がかりを示すことにある。検証の結果、日本国内の保育所等の教育・保育現場では、遊び手である子どもの姿からEEGのカリキュラムが提案する遊び方とは異なる遊びが展開されていることが明らかとなった。EEGでは、各玩具の制作者とは別に、幼児教育に特化した研究者や教育者が各マテリアルの基礎から応用まで遊び方・カリキュラムを開発している。そのため、子どもの学習面での教育的な効果に主眼が置かれ、子ども自身が遊びを発展させるという行為に積極的な傾向が見られた。逆に日本においては、子どもの主体的な遊びを保障することが重要視されていた。このことからも、日本においては、子どもの遊びを大切にし、環境構成をしていく際の一つの道標としてEEGの教育マテリアルを用い、個々の子どもの発達や学びの状況を確認するためのツールとして活用することが有効的であることが示される結果となった。, 4, 論文}, pages = {1--14}, title = {教育マテリアルの活用に関する実証的研究 : 5領域(健康、人間関係、環境、言葉、表現)との整合性の検証}, volume = {58}, year = {2018}, yomi = {サトウ, ジュンコ and ヤマダ, シュウヘイ and ワガツマ, ユミ} }