@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001671, author = {西川, 和孝 and Nishikawa, Kazutaka}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {本稿では、中華王朝の進出とともに巨大な社会変動が起きた明清期の雲南に焦点を当て、当該時期の中国系寺院の建設の進展とその社会背景について論じる。そこで、本課題を解決すべく、最初に地方志の整理を通して、明清代の寺院数を明らかにした上で、数字の変化と分布の変遷について分析する。次に複数の地域を取り上げ、その背景にある社会的変化について考察を行う。そして、一連の作業を通して以下の点を指摘する。即ち、明朝では人々の教化を目的とし寺院建設を進め、清朝期には分布地域が全省に広がりを見せた。次に、これら寺院の経営の柱となった常住田の設置と維持は、漢人あるいは非漢人にかかわらず、地域社会に全面的に支えられていた。そして、以上の状況を可能にしたのが、明代以降進んだ漢人の入植と耕地開発の進展であったという点である。, 10, 論文}, pages = {121--132}, title = {明清期雲南における寺院建設の進展と社会背景}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {ニシカワ, カズタカ} }