@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001690, author = {田辺, 亮}, journal = {総合福祉研究, Social welfare research bulletin}, month = {Mar}, note = {本稿は,内戦における文民の犠牲者数と国連の平和維持活動(PKO)の設置の可能性を検証したフルトマンの研究(Hultman 2012)の拡張と修正を目的とするものである.具体的には,内戦における難民の発生という要因に注目し,難民の数,および,安保理の常任理事国への難民の流入数などを変数に追加し,1989-2012年までに分析期間を拡張したモデルを設定することにより,国連PKOの設置の可能性を検証した.計量分析の結果,国連PKOが設置される可能性は,まず,文民の犠牲者数が多い内戦に対して高いことが示された.他方で,難民の数という要因のみでは同様の傾向を確認することはできなかった.ただし,難民の数に内戦が発生した地域という側面を合わせると,アフリカにおける内戦で難民の数が多い場合には,国連PKOが設置される可能性が高いことが明らかになった.また,米国への難民の流入数が多い場合にも同様の傾向が示された., 12, 論文}, pages = {129--141}, title = {内戦における文民の犠牲者や難民の発生に対する国連PKOの設置に関する計量分析}, volume = {22}, year = {2018}, yomi = {タナベ, リョウ} }