@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001725, author = {遠藤, ゆり子 and Endo, Yuriko}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {本稿は、淑徳大学人文学部歴史学科の2018年度授業「日本地域史」において、江戸時代の中山道沿いにあった宿場町の一つ、板橋宿周辺地域の研究史を整理した上で、同地域で行ったフィールドワーク授業の概要とその意義をまとめたものである。 板橋宿は、平尾宿・中宿・上宿の3つの宿から構成され、それぞれの宿に名主が存在するなど、各宿が幕府による支配組織として機能していた。また川越街道の分岐点でもある交通の要所平尾宿には、加賀藩下屋敷が置かれていたことでも知られる。同地域は、近世から現代にいたるまで板橋区の中心地であり、区内に所在する大学として、板橋宿の歴史を学ぶことは大いに意義があると思われる。だが近年、中宿名主の飯田侃家で多くの文書が発見されたこともあり、板橋宿は区内で最も歴史的研究が進んだ地域となっている。 そこで、授業で板橋宿の歴史を学ぶにあたり、まずは重要な研究史を整理した。その上で、フィールドワークを通して同宿の概況をつかむことを目的とする授業を実施した。本稿はその実践例であり、1章では筆者が把握した板橋宿の研究動向をまとめ、2章では授業の概要を述べた。本稿を踏まえて、来年度は板橋宿に関する史料を読み、分析を加える力を養う授業を行っていきたいと考えている。, 5, 論文}, pages = {67--82}, title = {板橋宿の研究動向とフィールドワーク授業の実践例}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {エンドウ, ユリコ} }