@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001750, author = {前, 正七生 and Mae, Masanao}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Feb}, note = {本稿の目的は今般の幼稚園教育要領や学習指導要領改訂の背景にある、従来の学力論に対する形で顕著になってきた新規の内容(コンピテンシーや3つの学力等)に関して、とりわけ思考力や非認知能力といわれる事項について整理し、その実際を明らかにすることにある。また、この度の幼稚園教育要領(並びに保育所保育指針、認定こども園教育・保育要領)施行に際し、領域「言葉」の内容から新規の「資質・能力」として強調されているもの-特に主体的・対話的で深い学び、学びに向かう人間性、他者との協働(伝え合い)に纏わる内容等-について、幼児期における思考力や言葉の育ちとの関連性において整理し、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が示すものについて検討を試みる。 幼稚園教育要領の目指すところ、即ちAI隆盛の次代を想定した人間形成の根幹に、人間独自の機能である言語-思考に繋がる力、意欲、よみ・きく(伝える)といった、幼児教育における領域「言葉」に示された内容-がどのように関わるのか、この国が目指す「人間形成の方向性」とそこに対して領域「言葉」が示すものについて、絵本作家として過去70余年にわたり子どもの本質に向き合い、「非認知能力」を育むことの重要性、遊びの大切さを伝え、語り、著し続けてきた絵本作家の加古里子さんの作品と彼の思想を手掛かりに考察した。, 6, 論文}, pages = {57--70}, title = {児童文化財にみる子どものことばと “育ち” : 加古里子さんの絵本からみる非認知能力}, volume = {59}, year = {2019}, yomi = {マエ, マサナオ} }