@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001808, author = {中村, 三緒子 and NAKAMURA, Mioko}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Oct}, note = {幼児教育の一番の中心は、「見方・考え方」であり、子どもがそれを自分のものにしていく過程であり、それを保育者は援助していくことである。「見方・考え方」が成立していく過程が「学び」であり、幼児期にふさわしい教育のあり方であり、一番の中核になる。根幹となる力は3つに分けられ、①「知識及び技能の基礎」、②「思考力・判断力・表現力等の基礎」、③「学びに向かう力、人間性等」である。これらは従来、小・中学校で言われてきた学力の3要素に対応した「知識・技能」「思考力」「主体的に学習する態度」であるという。 ①「知識及び技能の基礎」の部分は「豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする」であり、②「思考力・判断力・表現力等の基礎」の部分は「気付いたことや、できるようになったこと等を使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする」、③「学びに向かう力、人間性等」は「心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする」である。 短期大学部の学生の教育実習体験を通して、幼児期にふさわしい教育の根幹となる3つの力、①「知識及び技能の基礎」、②「思考力・判断力・表現力等の基礎」、③「学びに向かう力、人間性等」を部分的に学生は学んでいた。実習生が直接体験できる絵本の読み聞かせに向けて、幼児が「絵本の読み聞かせを通して、新しい言葉や表現等に触れ、これらを使う楽しさを味わえるよう」な絵本の読み聞かせ方法を確立できるよう、実習前に準備できるように指導していく必要がある。 今後は将来保育者として子どもの発達にふさわしい教育がなされる援助ができるように、「幼稚園教育要領」、「保育所保育指針」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」をさらに読み深め、授業でも3つの力がどのような時に教育されるのかを注意深く観察できる指導していくことと、学生が長期的な展望を持った保育者として質の高い保育が行えるように指導していく必要がある。, 7, 研究ノート}, pages = {59--68}, title = {表現活動に必要な指導に関する考察 : 領域「言葉」を参考にして}, volume = {60}, year = {2019}, yomi = {ナカムラ, ミオコ} }