@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001842, author = {中西, 一弘 and NAKANISHI, Kazuhiro}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Feb}, note = {健康寿命を延伸するためには、健康寿命を短縮させてしまう要因と、それを防ぐための効果的な運動プログラムについて、理解したうえで、どの時期にどのような運動をするべきかといった検討が必要である。 自立した生活を送ることができなくなる、つまり、要介護状態に至ることは健康寿命の終焉を意味する。要介護状態に至る要因についての調査報告では、要介護に至る要因の上位は、「認知症」「脳血管障害」「高齢による衰弱」であることが示された。そのうち、第1位の認知症のうち、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症は、生活習慣病の罹患により発症リスクが高まることが明らかとなっている。また、第2位の脳血管障害は生活習慣病の1つであり、比較的若い時期に要介護状態に至る原因となることが多い。したがって「認知症」と「脳血管障害」を予防するためには、生活習慣病そのものを予防することが重要である。そのため、高齢となる以前から運動習慣を持つことが大切であり、特に、ウォーキングに代表される有酸素運動が有効である。 一方、「高齢による衰弱」については、高齢者の虚弱状態を表す「フレイル」に関する研究が存在し、高齢者に対して機能的トレーニングやバランストレーニングなどを含む、複合的な運動プログラムに予防への期待がかかっている。しかしながら、現在の段階では予防するための効果的な運動プログラムはいまだ、確立されているとはいいがたく、今後の研究によるエビデンスの蓄積が期待される。, 8, 論文}, pages = {57--68}, title = {健康寿命と運動についての検討}, volume = {61}, year = {2020}, yomi = {ナカニシ, カズヒロ} }