@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001863, author = {星野, 英樹 and Hoshino, Hideki}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {昭和18年に雑誌「改造」に掲載された内田百閒の「東京日記」は二十三の小編からなる連作集で、師である夏目漱石の「夢十夜」の影響について論じられることもある作品である。昭和10年代の「帝都東京」周辺を舞台とするこの連作小編では、数々の擬音語、擬態語が駆使され、内田百閒特有の夢幻的な作風を特徴づけている。三島由紀夫も、その解説文で「現代随一の文章家」として内田百閒の創作技法を称揚し、「一節一節の漸層法」に注目している。本稿では、「東京日記」の修辞技法を擬音、擬態語と創作当時のサイレント映画の技法との関連から論究し、三島の言う百閒文学の「洗煉の極、ニュアンスの極」の意味を解明しながら、断片的な小編の集合体とされる作品に新たな批評の視座を生み出すことを目的とする。, 10, 研究ノート}, pages = {107--119}, title = {内田百閒「東京日記」の修辞学 : サイレントモードの擬音}, volume = {5}, year = {2020}, yomi = {ホシノ, ヒデキ} }