@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001918, author = {村上, 玲}, journal = {総合福祉研究, Social welfare research bulletin}, month = {Mar}, note = {歴史的事実を否定する表現は歴史を修正し,過去に対する反省を軽微なものにする危険性を有している.他方,歴史に対する評価は変更されうるものであるため,ある見解を刑事処罰の対象とし,規制してしまうことは,歴史を検証する上でも表現の自由を保障する意味でも大きな危険をはらんでいる.本稿が検討対象としている欧州人権裁判所のペリンチェキ事件大法廷判決では否定主義発言に対して,当該表現の本質及び潜在的影響並びに表現がなされた文脈に基づいて,①訴追された表現がなされた方法及び解釈され得る方法,②当該表現によって影響された特定の利益又は権利,③当該表現の影響,④当該表現と関連する歴史上の出来事の経過時間でもって複合的に審査するという判断枠組みを提示している., 4, 論文}, pages = {37--48}, title = {欧州人権裁判所におけるジェノサイドの否定と表現の自由 : PERİNÇEK v SWITZERLAND App no 27510/08(15 October 2015)}, volume = {24}, year = {2020}, yomi = {ムラカミ, レイ} }