@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001958, author = {杉原, 麻美 and Sugihara, Mami}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {日本の出版市場で2010年代後半に大きな伸びを見せたのが、絵本の市場である。絵本市場はロングセラー作品の安定的な増刷に支えられた市場であるが、近年は新刊点数も増加し、作家や作品の多様性も高まり質的変化を伴って活性化している。一方、絵本の原画を美術の対象として展示する絵本原画展は、美術館の有力なコンテンツとして発展し、この動きを牽引してきた「ボローニャ国際絵本原画展」の幹事館である板橋区立美術館が担ってきた役割は大きい。本稿では、2017年度から3年に渡って進めてきた絵本に関する研究を総括し、とくに2019年6月にリニューアルオープンした板橋区立美術館での同原画展の視察をはじめ、2019年度に取り組んだ絵本プロジェクトで得られた知見をもとに、多面的な論考をまとめた。絵本のもつ多面性によって、他の表現領域へ応用できる視座や、コンテンツ産業、美術館、図書館、行政などのステークホルダーから俯瞰した視座を得ることができた。, 5, 研究ノート}, pages = {53--67}, title = {絵本をめぐる多面的論考 : 絵本プロジェクトから得られた視座}, volume = {6}, year = {2021}, yomi = {スギハラ, マミ} }