@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001969, author = {三田寺, 裕治 and MITADERA, Yuji}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Feb}, note = {在留外国人の増加に伴い、病気や怪我で治療を受ける外国人患者も増加しており、受け入れを行う医療機関においては様々な課題に直面している。とりわけ、言葉が通じないために意思疎通が図りにくいといった言語コミュニケーションに係る問題が重大な課題として指摘されている。本稿では、医療従事者と患者間における言語障壁が医療サービスに与える影響及び医療通訳の有用性について文献検討を行った。 限定的な英語力の患者は、熟達した英語力の患者に比べ入院期間が長かった。また、医療従事者と患者との間で言語障壁がある場合、検査・入院確率が高く、治療・薬の処方の理解度、健康指導度、対人ケアの質、治療・コミュニケーション・医療提供者に対する満足度、健康関連QOLが低いことが示された。一方、医療通訳を利用することで、入院確率が低下することや健康指導度が向上することが示された。しかし、医療通訳を利用しても、対人ケアの質と医療提供者に対する満足度は改善されなかった。 国内における研究は、比較対照のない記述的研究にとどまっており、量的な群間比較を伴うエビデンスレベルの高い実証研究の蓄積が急務である。また、医療通訳の効果的な活用方法や医療通訳の費用対効果について実証研究を推進させることが望まれる。, 5, 論文}, pages = {13--26}, title = {言語障壁が医療サービスに与える影響と医療通訳の有用性についての文献検討}, volume = {63}, year = {2021}, yomi = {ミタデラ, ユウジ} }