@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00001974, author = {諸井, サチヨ and MOROI, Sachiyo}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Feb}, note = {本研究では、保育内容の指導法「表現」における音楽分野に関する考察として、特に幼稚園等での音楽表現活動でのICT活用に着目し、検討した。例えば幼稚園教育要領解説には、「豊かな感性を養うためには,何よりも幼児を取り巻く環境を重視し,様々な刺激を与えながら,幼児の興味や関心を引き出すような魅力ある豊かな環境を構成していくことが大切である」とあるように、感性を豊かにする活動である芸術でICTを活用した際にICT活用の効果が見込めるのか。ICT活用についての先行研究が極端に少ないことから、音楽表現活動においてはこれまでICTの導入や活用が考えられていなかったということが明らかとなった。 幼稚園等での音楽表現活動では、朝の会や行事にかかわる季節の歌等の歌唱活動以外にも、リズム楽器を使用した合奏や音楽発表会など、大がかりな活動もおこなっている。今回の研究では、そのような活動を進める過程で、ICTを活用する、もしくはICT活用を補助的な役割として、例えばオーケストラ等の舞台での実際の映像を子どもたちに見せるようなことで、視覚的にイメージがわきやいようにする活用方法が適切で、なおかつ効果的なのではないかということが示唆された。音楽表現活動でのICTの活用についての目的は、子どもたちの興味関心をひくことなのである。 いわゆる保育者養成校においては、ピアノ初心者の学生に対するピアノの弾き歌い指導が優先されがちではあるが、今後は適切なICT活用についても授業内で取り組み、幼稚園や保育所等に就職し、音楽表現活動で安定的にICT活用を取り入れられる方法を考えていくことが課題であるということが分かった。, 10, 研究ノート}, pages = {59--65}, title = {保育内容の指導法「表現」の音楽分野に関する考察 : 音楽表現活動におけるICT活用に着目して}, volume = {63}, year = {2021}, yomi = {モロイ, サチヨ} }