@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00002016, author = {本多, 敏明 and Honda, Toshiaki}, journal = {淑徳大学研究紀要. 総合福祉学部・コミュニティ政策学部, Shukutoku University bulletin. College of Integrated Human and Social Welfare Studies, College of Community Studies}, month = {Mar}, note = {コミュニケーション・システム理論において,包摂は,いわば人間の複合性が社会の複合性を豊かにするために用いられることと捉えられる。包摂は,包摂される人間がコミュニケーション・システムにおける「パースン」を付与されること,いいかえればコミュニケーションにおける送り手としての地位が創出・確保されることである。しかしながら,例えば認知症高齢者「認知症」という側面が過大視されると「パースン」は脱色していきコミュニケーションの送り手でも受け手でもない者として排除のリスクを抱える可能性が高い。排除のリスクのある人が社会参加(コミュニケーションの送り手としての)の機会を取り戻すためには,周囲の人びととのあいだでその人の「新たな一面の(再)発見」,つまり「非パースンの(再)パースン化」が必要である。地域福祉の文脈において,包摂の担い手として期待される地域住民の役割のひとつは,この「非パースンの(再)パースン化」のために利用できる,以前のその人の記憶の貯蔵庫と捉えることができる。, 8, 論文, Articles}, pages = {181--192}, title = {地域コミュニティにおける包摂についての概念的検討 : コミュニケーション・システム理論における「非パースン」の位置価}, volume = {56}, year = {2022}, yomi = {ホンダ, トシアキ} }