@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00002026, author = {岡村, 宏懇 and Okamura, Hironobu}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {純文学と大衆文学の間を越境的に活躍し、戦後文壇史上極めて重要な位置を占める作家・水上勉(1919-2004)。1961年の直木賞受賞作「雁の寺」をはじめ「越前竹人形」等の中間小説や「飢餓海峡」等の社会派推理小説で知られる水上が、自劇団を設立し演劇活動を行っていたことはあまり知られていない。水上が創始した竹人形による芝居は一般に「竹人形文楽」と膾炙されているが、その芸性については未だ定まった位置づけがなされておらず、「竹人形文楽」の芸統を今に継ぐ若州人形座においても「人形芝居」「竹人形劇」「竹人形文楽」等と呼び習い、統一的な用例は見られない。本稿は、若州人形座の上演目の内、「はなれ瞽女おりん」を取り上げ、2001年から現在に至る公演期間を考察対象に、「影」を使った実験的な演出手法から竹人形劇と竹人形文楽の芸性の違いについて考察したものである。その結果、竹人形劇と竹人形文楽の芸性を隔てる境界が、遣い手の構成演技の視点から明らかになった。, 2, 論文}, pages = {17--30}, title = {竹人形劇と竹人形文楽の境界性についての一考察 : 若州人形座「はなれ瞽女おりん」の「影」の演出から}, volume = {7}, year = {2022}, yomi = {オカムラ, ヒロノブ} }