@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00002029, author = {田中, 則広 and Tanaka, Norihiro}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {日本と韓国の公共放送が実施する、北朝鮮国内を聴取対象地域の一部とした「対北放送」の特徴について、NHK(日本放送協会)とKBS(韓国放送公社)の2つのチャンネルを事例に検討した。NHKが運営するNHK WORLD-JAPANのコリアン・ニュースと、KBSが運営する韓民族放送のニュースを対象に、北朝鮮関連のニュースに限定して報道内容を分析したところ、双方には北朝鮮に向けた情報発信の姿勢に明確な違いが表れた。NHKはミサイルの発射といった国際的に注目されるニュースについては大きく伝える反面、一般的に関心の度合いが低いと考えられる出来事についてはニュースとして取り上げないというスタンスを取っていた。ただし、北朝鮮による日本人の拉致問題のニュースに関しては例外であった。その一方で、KBSは韓国政府の様々な機関からの情報を多用しながら、より細部にまで踏み込んだ内容を伝えようとする姿勢がみられた。また、NHKとは異なり、北朝鮮関連のニュースをニュース項目の上位に持ってくる傾向があった。, 5, 論文}, pages = {57--78}, title = {日韓の「対北放送」が伝えた北朝鮮情報 : 「NHK WORLD-JAPAN」と「韓民族放送」の報道内容分析}, volume = {7}, year = {2022}, yomi = {タナカ, ノリヒロ} }