@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00002031, author = {星野, 英樹 and Hoshino, Hideki}, journal = {淑徳大学人文学部研究論集}, month = {Mar}, note = {イギリスの作家ジョン・ファウルズは『コレクター』、『魔術師』、『フランス軍中尉の女』、『ダニエル・マーティン』などのベストセラー文芸長編で有名な「小説家」として知られているが、生涯、長期に渡って詩を書き続け、2冊の詩集も刊行している。博物学者として動植物に造詣が深く、「自然の本質」を含め、自然に関する数々の随筆も残しているが、何より小説家として高い評価を得ていたファウルズは、死後、「日誌」や新たな「詩集」の相次ぐ出版により、作家としての全体像の捉えられ方に変化が生じつつある。本稿では、晩年に書かれた詩に加えて、『万葉集』をはじめとした日本の古典的和歌の翻訳に分析を加え、作品に表れる自然観を考察することで、従来、顧みられることが少なかった詩人としてのファウルズの側面に光を当て、新たな作家像を提示することを目的とする。, 7, 論文}, pages = {91--103}, title = {ジョン・ファウルズの『詩選』 : 詩に表出する自然の本質}, volume = {7}, year = {2022}, yomi = {ホシノ, ヒデキ} }