@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000610, author = {松本, 園子 and MATSUMOTO, Sonoko}, journal = {淑徳短期大学研究紀要, Bulletin of Junior College of Shukutoku}, month = {Feb}, note = {アメリカ合衆国の保育史研究は、まず、比較保育史研究の一環の意味を持っているが、筆者は、とりわけ、わが国の戦後保育所制度成立事情に関する研究を進めるうえで、同時期のアメリカ合衆国における状況を把握する必要性から関心をもっている。本研究の手がかりとして、本稿では、E. ローズの著作『母親の仕事 : 保育の歴史1890-1960』をとりあげた。まず、本書における歴史研究の視点が、今日的問題意識に基いていることに注目した。また、ケース記録を史料として分析する実証的研究方法を、本書の優れた特色として紹介した。ついで、本書に示されるアメリカ合衆国の保育問題の歴史の概要を、1) 1890~1910年代、2) 1910~1920年代、3) 大恐慌期、4) 第二次世界大戦期、5) 戦後期、に分けて記し、最後に、保育の歴史研究の今日的意義について、ローズが述べるところを紹介した。本書の研究方法や本書によって明らかにされたアメリカ合衆国における保育問題の歴史は、今後、わが国の保育問題史研究を進めるうえで、学ぶところ大である。, 10, KJ00004252757, 研究ノート, Research Note}, pages = {95--106}, title = {アメリカ合衆国における保育問題の歴史 : E. ローズ『母親の仕事 : 保育の歴史1890-1960』を中心に}, volume = {43}, year = {2004}, yomi = {マツモト, ソノコ} }