@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000638, author = {松本, 園子 and MATSUMOTO, Sonoko}, journal = {淑徳短期大学研究紀要, Bulletin of Junior College of Shukutoku}, month = {Feb}, note = {第二次大戦期の米国における保育問題についての研究の目的は、第一に米国保育問題通史検討の一環であり、第二に、保育保障の公的責任を謳ったわが国戦後保育所制度誕生への占領軍の関与の有無を明らかにすることである。本稿では、ローズの著作その他により、I.保育政策の動向について(1)戦時労働力の要請により連邦の補助金がだされ、各地に戦時保育センターが設置されたこと、(2)連邦児童局は、母性主義を重視する児童福祉の立場から戦時保育対策の推進には消極的であったこと、(3)軍需産業が保育施設を運営したこと、(4)労働組合の戦時保育への態度、(5)学校を利用した学童保育、について述べた。また、II.保育所利用の実態と母親たちの保育観について(1)戦時の保育需要の特徴と、(2)新しい保育所観が芽生えたことについて検討した。これらの、米国戦時期の状況をみると、為政者側には保育所を通常の時期に一般的な制度として実施する考えはみられず、日本の保育所制度誕生には占領軍の関与は薄かったことが推測される。, 8, KJ00004123932}, pages = {65--83}, title = {第二次世界大戦期アメリカ合衆国における保育問題(人文・社会科学系)}, volume = {44}, year = {2005}, yomi = {マツモト, ソノコ} }