@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000675, author = {永野, 泉 and NAGANO, Izumi}, journal = {淑徳短期大学研究紀要, Bulletin of Junior College of Shukutoku}, month = {Feb}, note = {本研究では1984年以降の日本保育学会の動向と、平成元年版幼稚園教育要領が施行された1989年以降の日本保育学会で発表された保育内容人間関係について調査した。その結果日本保育学会での発表総件数は年々増加しており、調査を始めた1984度年の発表総数は254件であったが、2006年度の大会では384件の発表がありこの間に130件の増加をみている。けれども保育内容に関する研究は1980年代前半には発表数の約30%であったが、2000年代前半には約20%と、保育内容についての研究、関心は減少していることが分かった。また保育内容の人間関係についても、各年度とも数件から十数件程度の発表にとどまり、活発に研究されているとはいえない。しかし今回の調査では保育内容の項目の中の人間関係について調査したが、保育方法の項目の中で人間関係指導法として発表されているものも加えるともう少し多くなると考えられる。今後、保育方法に分類されているものについても調査する必要があろう。つぎに人間関係に関する研究は主として子どもの人間関係の変容、発達に関する研究と保育者の人間関係形成への援助、関わりに関する研究が中心であった。また方法としては観察や観察記録をもとにした研究が多く、実際の子どもや保育現場での研究であるため、研究者のみの研究ではなく、多くの保育者が研究に参加していることが分かった。さらに長期間にわたる継続研究では研究当初は子どもの人間関係の形成に関する分析研究であるが、その後子どもの人間関係の形成のための保育者の関わり、援助、カリキュラムの作成へと研究が発展している場合が多い。本来、保育内容の研究では子どもの活動や成長を把握、分析しそれをもとに援助や指導、カリキュラムの作成へと発展することを考えると、今後ますますこのような研究が行なわれることが望まれる。, 7, KJ00004700642}, pages = {33--42}, title = {保育内容「人間関係」に関する研究の動向 : 日本保育学会の研究発表を中心に}, volume = {46}, year = {2007}, yomi = {ナガノ, イズミ} }