@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000696, author = {萩原, 英敏 and HAGIWARA, Hidetoshi}, journal = {淑徳短期大学研究紀要, Bulletin of Junior College of Shukutoku}, month = {Jan}, note = {将来保育士になろうとする学生が、葛藤状態にある架空場面で、どの様な対処の仕方をするのか、その決断に要する時間は、その決断時の気持は、など、首都圏の学生、1年生137人、2年生151人に対して、アンケート調査を行なったところ、以下の様な結果が明らかになった。1.対処の仕方では、場面によって相当異なることが、明らかになった。それは保育士が子どもの気持に同一化しようとする気持「繋合希求性」の強い対処、一方保育士が大人としての役割を持とうとする気持「自己充実欲求」の強い対処、またこの双方の立場をとろうとする対処、あるいはどちらかを取ろうとする対処など、葛藤が強く感じられる対処、すなわち計4つに分類出来る、対処の仕方を行なっていることが、明らかになった。2.決断に要する時間は、場面によって少し差がある事がわかった。すなわち「繋合希求性」と「自己充実欲求」の双方の立場か、あるいはどちらかを取ろうとする対処で、相当時間をかけて、決断している事がわかった。一方「自己充実欲求」の強い決断では、すぐ決断をしていた。3.決断時の気持は、場面によって相当異なることが、明らかになった。すなわち「繋合希求性」と「自己充実欲求」の双方の立場を取ろうとした場合、強い葛藤で苦しい気持を感じていることが明らかになった。一方「繋合希求性」の強い決断では、気軽に感じられていた。4.学年差から、講義、書物、実習などから、対処の仕方、気持が変わるか見たところ、子どもに危険性の高い行為を認めるかどうかの場面で、2年生になると、「自己充実欲求」より、「繋合希求性」や、双方の立場を取った対処を選ぶようになった。ただこれ以外の場面では対処の仕方や、決断時の気持に、学年差は認められなかった。, 8, KJ00005073676}, pages = {63--89}, title = {葛藤状態にある保育場面への対処について(人文・社会科学系)}, volume = {47}, year = {2008}, yomi = {ハセガワ, ヒデトシ} }