@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000712, author = {田村, 惠一 and TAMURA, Keiichi}, journal = {淑徳短期大学研究紀要, Bulletin of Junior College of Shukutoku}, month = {Feb}, note = {今日の高齢化社会の到来は、健常者といわれていた人たちが加齢により高齢者となることは当然であるが、一方それと同時進行で障害者も高齢化の一途をたどっている。わが国では、65歳以上の高齢者総人口のうち8%が身体障害者であり、厚生労働省では介護保険法と障害者自立支援法の共通化を意図した政策立案が検討されているが、健常者が高齢化にともない障害を持つに至った人々と、幼少期から障害を抱かえ加齢により高齢化した人々との間に、その生活のしづらさや医療的な対応方法に、質的な相違がある、との仮説のもとにその実態を把握するために実態調査を実施した。その結果、加齢に伴う身体機能の変化、とりわけ障害の進行は約8割のものが身体機能の低下および行動能力の低下をきたしており、まさに働き盛りの壮年期から、障害者の多くは高齢化の問題を抱えながら生活していることが分かった。それは、移動能力や日常生活の各々の動作一つひとつをとっても深刻な問題である。さらに、身体機能の変化は、精神的な情緒や心配・不安という内面にもおよぶ問題を内包することでもある。したがって、障害の悪化・二次障害の発生、痺れや痛みの症状などへの対応や、そこから派生する精神的な問題に対する対応策は、各々の段階ごとに切り離された対症療法的なものとして講じるのではなく、障害者の長期にわたる生活に一貫して対応できる医療体制の構築および相談機能を充実させつつ、多様なニーズに即応できる福祉サービス体制の構築が望まれていることが分かった。, 8, KJ00005626919}, pages = {51--60}, title = {障害者の生活実態と問題点:加齢に伴う身体機能の変化と生活上の問題点(人文・社会科学系)}, volume = {48}, year = {2009}, yomi = {タムラ, ケイイチ} }