@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000800, author = {丸山, 富之 and MARUYAMA, Tomiyuki}, journal = {淑徳短期大学研究紀要, Bulletin of Junior College of Shukutoku}, month = {Feb}, note = {下記三つの時代及び個人について、「作者と石とイメージの三者がどのような関係を構築しているのか」「彫刻家はどんな道具を持ってどのように石と交流したのか」を研究し、現代において人がその手で石を彫ることの意味を考えた。・古代ギリシャ、アルカイック期の彫刻について。この時代には、斜めに打つとすべってしまい、直角にしか打つことができない鑿の存在しか無かった。これにより、彫刻家の鑿は常に石の中心に向かっていた。彫刻は、この鑿を直角に打つという、ひたすらな身体的行為の産物である。・中世ルネッサンス期、ミケランジェロの彫刻について。ミケランジェロは、丸鑿、くし刃鑿を使って石及びモチーフ(人間)と自由に交流した。彫刻は、石と人間の間、石と空間の間に、この自由な交流の末に出現してきている。・現代日本の彫刻について、中井延也氏の彫刻について。中井氏の制作では、石の至近距離にあっての、その時々の情感、情動的なものの存在が重要である。彫刻は、作者と石との濃密な精神的、身体的交流から生まれてくる。, 13, KJ00008356019}, pages = {129--139}, title = {「石の彫刻」精神と身体と物質の交流から生まれるもの}, volume = {52}, year = {2013}, yomi = {マルヤマ, トミユキ} }