@article{oai:shukutoku.repo.nii.ac.jp:00000855, author = {小杉, 誠司 and KOSUGI, Seiji}, journal = {淑徳大学短期大学部研究紀要, Shukutoku University Junior College bulletin}, month = {Feb}, note = {測定対象の相互作用前のオブザーバブルと相互作用後のオブザーバブルの測定値を,測定誤差が最小になるように定義し,理論的測定値を得た.偏りのある測定では,測定値が奇妙な振舞いをすることがあるが,理論的測定値を用いた測定は常に偏りのない測定となる.しかし理論的測定値は測定対象の初期状態に依存しているので,初期状態がわからなければ実際に理論的測定値を求めることはできない.そこで初期状態についての情報が全くない場合に使用すべき測定値を,理論的測定値から求め,それを実践的測定値と名付けた.プローブの初期状態を式(1)の(固有値が連続の場合)に,あるいは式(25)の(固有値が離散的な場合)に設定すると,測定誤差を0にすることができる.このとき理論的測定値及び実践的測定値を用いたときには,測定対象の任意の初期状態に対して,Bornの確率則を再現するが,Ozawaの測定値を用いたときには,任意の初期状態に対してBornの確率則を再現しない., 4, KJ00010182639}, pages = {1--15}, title = {量子測定理論における測定値}, volume = {55}, year = {2016}, yomi = {コスギ, セイジ} }